俺たちのスタミュとスタミュミュを信じろ!

作品が長く続けば続くほど、キャス変は避けられない。そしてそれは大好きな作品・スタミュミュことミュージカル「スタミュ」にもやってきました。

初演のときはアタシもほとんど2.5を観たことがなかったんで、推しキャラやるのはどんな人かな~あら、シンケンジャーなのね~くらいの感覚だったんです。そしたらそもそも人気者だったし(ほんと無知っておそろしや)歌がべらぼうにうまいし、無駄に尊大な感じが翔様って感じで感謝しかありませんでした。当然ながら顔もいい。推しキャラを演じてくれてありがとうございますって、なんど思ったことか。

だから、キャス変するのは仕方ないなーって思いつつもやっぱりショックでした。あの翔様が見れないだなんて。ミュミュのリリイベが最後だったのか~え~~んさみしい~~。

新キャストの方のお写真をみても正直ピンとこず、でも大好きなスタミュだし1回くらいは見ようかなってくらいのテンションでした。オリジナルストーリーだしね、ちょっと気になるしね。


さて、各種フラグ、ご用意できました。


結果、どうなったかというと、ハチャメチャに泣いて帰りました。だって、アタシが大好きなスタミュがつまってたんだもの……。


時間軸的には現在放送中のアニメ3期のあとになります。敬愛する先輩たちを送り出し、自分の足で一歩ずつ歩き始めたミュージカルスターの卵たち。月皇遥斗の手引きで、フランスの新進気鋭の演出家・アレックスの舞台に出演することになったが……とまぁ、OVAっていうか劇場版みたいな内容なんですけど、アニメの脚本を手掛けるハラダサヤカさんだからこそできた、ちゃんと地続きの内容なんですよね。

そして、アレックスの発言が傲慢かつ高圧的であればあるほど、我々プロスタミュウオッチャーは察するんです。

おっけー、星谷くんの今回の攻略対象()はお前だな、アレックス!


なぜ彼がそれほどまでに高圧的なのか、そして彼の本心はどこにあるのか――。徐々にわかってきたころには、もうアレックスおまえ……ってなってるんです。知ってた!知ってたけどそれが俺たちの愛するスタミュスタミュミュなんだよ~。

ひた向きに歌って踊るボーイズたちがいとおしくて、全然関係ないところでもボロボロ泣いていました。終盤の星谷君のセリフはややもすればメタだったりもするんだけど、演劇やミュージカルへのピュアな思いがつづられたラブレターって感じで最高に愛おしかったです。

 

そうそう、新キャストに関してですが、これにはまだちょっと複雑な思いがあります。でも、みんな真摯に演じてくれていたし、キャラを愛して、そのキャラでちゃんと伝えようとしてくれた。それでいいんだろうなって思います。だってこれが今のスタミュミュ。初代を愛しながら、2代目も、それ以降も(あったらいいな)応援していきたいと思っております。

にしてもアレックスかっこよかったな……チケットまだあるんですか……ほう……。