刀ミュ本丸・明石国行についてのあれこれ。

 お友だちはご存知だと思いますが、アタクシメガネキャラ推しがちマシーンなんです。なんで好きになりがちなのかわかりませんが、まぁ「癖」ってやつでしょうね。なので、ミュ明石はヤバいんだろうなって出陣メンバーが発表されたときにふわっと思ってたのですが、ビジュアルが解禁された時点でもうムリでした。仲田くんさんの明石絶対好きって言うじゃん!もうこれ絶対好きって言うやつじゃんんんんんん!


 明石はゲームに実装されたときに脊髄反射で「メガネ!好き!」ってなってたけど何をやっても一生出なくって、なんと2年ほど難民をしてました。こちとら相模国サーバーだし、ゲームはゴリラまではいってないけど、比較的遊んでる方なんですよ?


 そんなこんなで好きになるタイミングを逃して、ようやく手に入ったのは例の革命後。育成もずっと後回しにしてました。(ゲーム勢あるあるだと思うんですけど、やっぱり一緒に戦ってないと推しにならないんですよね……)


 でも好物のメガネなんです。しかもミュ明石はどすけべメガネ(諸説あります)だぞ? 一気に沼へ入水しました。ええ、大丈夫、想定の範囲内です。

 

 これまでのミュの推しは、そもそもゲームで推してた刀だったからある程度調べたり、知ってることも多かった。なんなら元主がめたくそメジャーだぞ!でも明石のことは、ほとんど知らないんですよ。慌てて手元の図録を読み返す我。すると左手についてサラッと書かれてるじゃないの!……え、そういうことなの!? それを踏まえて、初見でわからなかったシーンを見返したら色々見えてきたんですよね。


 篭手切くんと握手するとき、明石は利き手である左手を差し出すんです。その手を「両手」で握る篭手切くん。彼の手を柔らかくキレイだと言ったのは、まだあまり出陣してないことの暗喩なのかな、なんて思いました。しかも両手とも柔らかい。
 そんな明石と握手をするときに、有無を言わさず「右手」を差し出した鶴丸。そして明石の右手を「柔らかい」というんですよね。つまり利き手じゃない=戦闘ではそこまで使ってない手だというのを見抜いたのかな、と。そりゃあーたバケモノだって言われるわ!

 

 設定知らないとスルーしてしまうようなワンシーンだったし、物語としてはそこに気づかなくてもなにひとつ問題ないんだけど、それをねじ込むあたりがミュージカル「刀剣乱舞」のホンなんだよなぁ!もちろん明言されてないんで解釈次第ではあるのですが。


  そして、三日月のやり口に懐疑的ではありながらも、なんだかんだで情にほだされてしまう明石。この本丸の刀たちは基本的にいい子だよね。だからこそ、篭手切くんが遡行軍にやられたときにブチ切れるわけで。


「けったくそ悪いわぁ!」


観ました? ねぇ、あの表情観ました? こちら、ゾクゾクしすぎてチビるかと思いましたよ。てかこれ、真剣必殺のときの明石の顔じゃんね……。

 でも右手。あくまで右手しか使ってなかった。仲田くんさんが右利きだからとかメタ的なことは言わないでくれよ!「いつも通りやる気なしで戦う」って言ってたので、右手で事足りるってやつなんだよ。多分。知らんけど。


 ところで明石の殺陣なんですけど、ブチギレてバッタバッタ斬りつけるのも楽しいんですが、遡行軍同士をぶつけたり、盾にしたりする省エネスタイルが、明石っぽくていいですよね……(なんでも褒めるよ!)

 

 戦闘で腕を怪我した明石は「こんなんツバつけとけば治る」って軽口を叩くんだけど、それに対して篭手切くんは「人間じゃないんですからw(だったかな?とにかく人間みたい!って意味の言葉だったよ)」って返すんです。

 そう、自分たちは人間ではなく、刀剣男士で付喪神。そして秀康の刀の付喪神とさして変わらない存在なんだよね。だけど刀剣男士としてこの本丸に顕現した以上は、役割を果たすしかないんだよなぁぁぁぁぁぁ!


 この一件で、斜に構えていた明石がどう変わるのか。もしかしたら歌合に答えが……? や、それは希望的観測なんですけどね。

 

新しい沼、とても楽しい。