2.5次元 of the year 2018 1位!
さて、2018年も暮れに差し迫ったところで、アタシ内 2.5次元 of the yearをあげていこうと思います。
あくまでアタシ基準ですので、もっといいのあるよ! って人は、なんかしらで発信してください。
カウントダウンにしてこうと思ったんですが、1位から書きたくなった&1位でエネルギーを使い果たしたってことで、カウントアップでいきまーす。
第1位
MANKAI STAGE A3!~SPRING&SUMMER~
こんなに幸せな舞台があっていいのだろうかってくらい、
多幸感に満ちていた「エーステ」こと、『MANKAI STAGE A3!~SPRING&SUMMER~』。この舞台には2.5の理想が詰め込まれていました。
ストーリーはいたってシンプル。
乱暴にまとめると、借金でつぶれそうな劇団&劇場をたて直すために、劇団員を集めて公演を成功させよう!っていうお話。訳アリの劇団員が集まって、ぶつかったり励ましあったりしながら、それぞれが演劇の面白さに目覚めていく。そしていよいよ公演を向かえ……っていうまーーーー王道。でもね、だからこそ演出が際立つ。とにかく秀逸でした。
まずはストーリー展開。春組、夏組で独立していてそれぞれが
起→出会い/承→衝突/転→変化/結→公演
と、コンパクトにまとめられていて、ストレスなく見れる。
そして乙女ゲーにつきまとう、主人公をどうするか問題。エーステは鮮やかに、舞台ならではの魔法を使ってクリアしました。それは、アタシら全員――いやちがうな、ひとりひとりが監督になるんですよ。キャストは、まるで監督がそこにいるかのように、客席に向かって話しかける。アタシらは、自分に語りかけられているかのように錯覚する。いないはずの監督が、彼らによって形作られる。そう、舞台は想像力でいかようにも補うことができるんだよ!
舞台オリジナルの歌やダンスがところどころに差し込まれるから、ダレることもない。そしてミュージカル調で綴られる劇中劇。歌で劇中劇のストーリーを進行させつつ、合間にせりふで彼らの心情が挟み込まれる。アタシらが見ているのは、まぎれもない各組の公演なんだ!
さらに千秋楽だけは特別バージョンが上演される。千秋楽を迎えた彼らの思いが語られ、舞台上のアクシデントも、千秋楽ならではのものになる。お芝居の時間軸もリアルの時間軸も千秋楽で、現実と虚構が交錯する。そしておそらく、それは演者にも起きていて。凱旋公演の千秋楽で、天馬役のちゃんじんさんがはちゃめに泣いていました。ほんといい座組みだったんだろうなあ……。
そして、春夏の公演が終わって、最後はレビューショー。フォーマルスタイルでレビューショーなんですけど、衣装が!ゲームと!一緒!振り付けがちょいややこしいのですが、一緒に踊るとファンサがもらえたりします。客降りもあるけどうちわとかないやーつなんで、治安はよかったな。このへんになるとIQ2くらいなので、ばぶ~~すき~~~~くらいしかでてこないです。さらに凱旋からはThe show must go onだけじゃなく、MANKAI☆開花宣言も追加されて、満開になりました(オタク特有のIQが極端に低くなるアレ)
秋・冬公演が決まり、さらに強力なキャスト陣が追加され、まだまだわくわくできそうです!ってことで、今後の期待も込めた1位でした!
さあ次の更新はいつだ!?