13月はアタシの夢だ!〜MANKAI STAGE A3! Four Seasons LIVE 2020〜

大好きなA3!が舞台になると知った2年前。咲也くんを演じるのが、刀ミュで物吉くんを演じた龍儀くんってことで、なんかわからないけどいい予感がしたから「いくっきゃねえ!」と思ったあのときから、どっぷり沼ってしまったわけで。そんなこんなで春夏/秋冬の旗揚げ公演が終わり、春夏秋冬それぞれの単独公演も終了し、その間に世界がガラッと変わってしまったりしたのですが、巡った季節の集大成としてのライブがありました。ほんとに、ほんとに、ほんとに最高の時間だったよ!


「エーライ」こと「Four Seasons LIVE」は、ざっくり内容をいうと、エーステの楽曲を通じてこれまでの公演を振り返るというもの。そして今回の目玉は、旗揚げ公演の作品を別キャストが演じる「シャッフル稽古」です。これが思いもよらない化学反応を起こしていてめちゃよかったんですよ……。こちらについてはまた後ほど。


オープニングは春〜夏〜秋〜冬組のダンスから、MANKAI STAGE!!!!!(Four Seasons Medley)へ。初めて彼らを見た春夏公演のとき「ゲームでしかみたことがないキャラクターが、そこに生きてる!!!!!!!!!」っていう感動で、開始5秒で泣いたんですが、そのときのことをぶわ〜〜って思い出してボロボロ泣いてしまいました。(あ、いつものペースです)


前半で特に印象的だったのは、三角と円の「紙飛行機」。夏単では曲が盛り上がって最高潮になったところで、円が父に呼び出されて曲が残酷に終わり、そのあと悲しげな三角の歌で締めるのですが……なんとエーライでは盛り上がって紙飛行機に夢中になっている円を残し、優しい顔をしながら三角がその場を立ちさるんですよ! そして残された円が、三角のパートを歌い「行け、三角ジェットだ」と紙飛行機を飛ばすんです。エーステ時間軸ではまだ2人の問題は解決していないけれども、それでも兄弟はちゃんと思い合ってるように感じられて。あのときの悲しげな三角を救うような演出に、涙が止まらなかったよ……。


そしてシャッフル稽古! キャラクターとしてもそうなんだけど、役者としてのそれぞれのプライドみたいなのがバッチバチに感じられて最高でした。配役も絶妙だったね!

ロミジュリは、紬というか荒牧さんの華やかな殺陣ありがとう!ってなったし、太一のロミオが元気いっぱいでキュートでした。Water Me!は日替わりというかアドリブの要素がすごかった……w 密のシェヘラザード、超絶かわい子ちゃんでしたね。万里の「かわいいいいいい!」って叫びに心の中で「それなー!」って全力で同意してました。ピカレスクは「己に牙を剥け!」って言いそうな真澄でしたね!(クロスオーバーすまんです)そして天馬のカポネの貫禄たるや……。天使は椋と十座が主演と準主演ってだけでもう涙腺がバカになりましたね。そしてさくさくのまっすぐさにまた涙……。しっかしこうやってみると、綴先生、マジで天才脚本家ですね!


後半戦は単独公演のテーマソング〜メドレー〜ブルスマと一気にたたみかけてきました。それにしてもあらためて、Yuさんの楽曲は素敵だなあ。明るければ明るいほど泣きたくなってしまうんだよね。大好きな「三角ファンタジー」をカンパニーのみんなで歌ってたのが最高だったし、そこに雄三さんのセリフを被せてくれたのとか、愛でしかなかったです。ってか、オープニングで支配人が竹刀を持ってきてくれたのもうれしかったな。雄三さんもちゃんと参加してたね。


アンコールはThe Show Must Go On。使い古されたフレーズだけれども、こんな状況下になってしまい、それが新たな意味や力強さを持つだなんて、予想だにしてなかったな。


大千秋楽で次回公演のお知らせがあるかな〜って思ってたけど、とくに無かったので次の楽しみは一旦お預け。でも、こんな素敵な作品がここで終わるはずがないって信じているので、淡い期待を抱きながら待っています。ルーキーズも見たいぞ!!!!!!